和歌山の旅(高野山奥之院)
- hiranoterry
- 2024年1月23日
- 読了時間: 4分
お早うございます。本日6月3日は早朝から南に下り、高野山奥之院まで片道87kmの旅です。早朝出発と言うこともあり道はガラガラ、新御堂筋道から国道26号線を真っすぐに下り、途中480号を進むと、高野山に到着。約2時間の旅ですが、天気が今一なので、観光客は少なめかな?
<もくじ>
〇 朝5時、高野山奥之院に向けて出発、片道87kmのドライブ。
〇 奥之院の参拝。
ー 奥之院表参道
ー 御廟の橋から弘法大師御廟
〇 金剛峯寺、檀上伽藍、大門から高野山女人道。
朝5時、高野山奥之院に向けて出発、片道87kmのドライブ。
朝5時大阪を出発し新御堂筋道を走るとそこは普段多くの車が行きかう、大阪随一の幹線道路、お休みの朝に走ると他に車もなく、こんなに広いのかというくらいゆったりと街中を通り過ぎていくのはいとおかし。まもなく国道26号線に入ると看板が和歌山へ、大阪から和歌山への大動脈でもスイスイと車を走らせます。
まもなくすると道幅も狭くなり、少しずつ標高が高くなって来きました。和歌山に入ると山道が多くなり、ナビ通りに進んでも一車線道路に誘導されるので、道選びは慎重に480号線に向かいます。紀ノ川を過ぎたあたりでセブンイレブンに入り休憩。いつものブレンドコーヒーを1杯とメロンパンで朝飯。ここを過ぎると高野山の看板が見えてくるので、ひたすら山道を登っていきます。

高野山奥之院の参拝
高野山に到着、まずは一の橋に向いますが、朝早くからは駐車場も空いておらず、ローカルさながら路上に駐車し再び一の橋へたどり着く。でなんと「通行止め」の看板。前日の大雨で参道を流れる水かさが上がったためなのか?時間が早すぎるのか?

わからぬまま側道を歩くと、途中参道に入れる筋を発見、そーと侵入してみると奥之院の参道を独り占め。なんと静かで厳かな景観なのか、観光客のいない高野山で普段得られぬ体験をさせて頂きました。と言っても、やはり参道のあちらこちらが冠水状態で、靴がびしょ濡れ。トレッキングシューズを履いて来るのだったと後悔するも、ここまできたら突き進むのみ。
奥之院表参道
表参道に入ると、樹齢数百年の杉木立の中に数々のお墓が並ぶ荘厳な雰囲気が広がります。少し前に行った神社とは装いも大きくことなり、仏閣ならではの雰囲気で、有名武将(豊臣家、上杉謙信、織田信長、石田光成、武田信玄等々)、戦没者慰霊塔、著名功績者、企業の慰霊碑などが一堂に弔われているのは、真言宗のお寺ならではだと思います。

御廟の橋から弘法大師御廟
一の橋から参道を進むこと2km、大師様がいらっしゃる御廟の入口御廟の橋にたどり着きます。この先は写真撮影禁止の大きな看板が、大師様の聖域の入口です。石段を上ると燈籠堂がみえます。燈籠堂の中に入り、左手に進むと目の前に弘法大師御廟がありますのでこちらでお参りさせて頂きます。
金剛峯寺、檀上伽藍、大門から高野山女人道
高野山は周囲を1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの平坦地に位置し、100か所以上の寺院が密集する宗教都市。真言宗の宗祖である空海(弘法大師)が修行の場として創設した真言密教の聖地であり、金剛峯寺はその総本山です。広大で美しい境内には多くの建築物が並び、国内最大級の石庭や、豪華な襖絵で飾られた部屋などを拝観できます。

そして奥之院とならぶ高野山の二大聖地である壇上伽藍は、弘法大師空海が山上に伽藍建立の手を入れた最初の地で、高野山のシンボル・根本大塔がひときわ目を引きます。

暫く歩くと一際大きな門が見えてきます。高野山真言宗総本山の寺院・金剛峯寺の西端に位置する高野山内の正門です。国内で二番目に大きいと言われる金剛力士像をごく近くで見られるのは圧巻です。左手に大きな鳥居が目印の弁天岳登山口があり、頂上には弘法大師が勧請された嶽弁才天が祀られている「嶽弁才天社」という小さな神社があります。この登山道は高野山女人道の一部です。高野山は明治時代に入るまでの間女人禁制でしたので、高野山の各入り口には女性が参拝するための籠り堂として女人堂が作られました。女人道はこの女人堂を結ぶ巡礼の道で奥之院を中心に高野山をめぐる山道となっており、いまでは多くのハイカーがトレイルするに至っております。






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