迫る、米国グリーンカード抽選申込み【11月10日】
- Henly Shiohama
- 2020年11月3日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年11月19日

グリーンカード抽選プログラムってご存知ですか?
アメリカで無期限に滞在・就業が可能になる「永住権抽選プログラム」で、1990年当時ブッシュ大統領の時に制定された移民法により、毎年、抽選により永住権が与えられる仕組みです。
このプログラムは特定の国からの移民が集中することで、アメリカの移民のバランスに不均衡が生じることを軽減するため、移民の比較的少ない国に対して抽選で年間5万件の永住権を発行する目的で生まれたものです。移民の多様性を目的としていることからDiversity(多様性) Immigrant Visa Programと言われ、既に多くの移民を受け入れているメキシコ、中国、韓国、インド、イギリスなどの国以外の国に対して応募資格が与えられます。日本も1995年から門戸が開かれ、これまで25年、多くの方が永住権を取得され本格的にアメリカに移住しているのが現実です。
グリーンカード抽選に申し込むだけなら無料
グリーンカード抽選プログラムへの参加資格は極めて単純で、①対象となる国で生まれていることとと②高校を卒業していることの二つです。多様性が趣旨のため過去5年間に5万人以上の移民を送った国は対象となりませんが、今の所日本は対象国に残っています。2022年プログラムも申込可能ですので、興味のある方は是非11月10日(火)までに申し込みをしてみてください。
申込は至って簡単です、申し込みサイトにアクセスしてEntry Formに必要な情報を記載し、写真をアップロードするだけ。必要な情報は
1. 名前
2. 性別
3. 生年月日
4. 出生地 5. 出生国 6.プログラム応募国
7. パスポート情報
8. 写真
9. 郵送先住所
10. 居住地 11. 電話番号 12. E-mail Address
13. 学歴
14. 既婚・未婚
15. 21歳未満の子供の数
だけです。
一番厄介なのは8. の写真ですが、これは街の写真屋さんでアメリカビザ用の写真を撮ってもらえばまず間違いありません。以前使った写真は使用できませんのでその点には注意が必要です。
*写真の使用
600 x 600ピクセル、24ビットカラー、JPEG 240KBまでで、正面向き、頭上から顎の下までが写真の50%から69%を占めること。あと目の位置が写真の下辺から56%から69%の間であることなど。
当選結果の確認
抽選に申し込むと受付確認番号(Confirmation Number)がもらえます。翌年5月くらいから結果発表がありますので、この確認番号を入力して当選の有無を確認することになります。番号は忘れずに持っておいて下さい。
当選後は必要な書類を整え、アメリカ大使館へ提出、面接を踏まえて晴れてグリーンカードが入手できます。実際の手続きは個人でも可能ですが、慣れない方は移民サービスを提供する代行会社に依頼することも可能です。細かいことは抽選に当たった時に考えれば十分間に合います。まずは申込を完了させて、第一歩を踏み出しましょう。
グリーンカード抽選プログラム応募サービス
ちまたではこの抽選プログラムへの応募をサポートしてくれる会社が多くあります。手続きが面倒だという方はお金を払ってこのサービスを利用することが可能です。どこも申込手続きを数万円でやってくれますので活用下さい。
ただ、一度自分で申し込んだことの経験がある人から見ると、なんとも簡単な手続きで完了します。私も何度か申し込んでいますが、1件の入力に2分程で完了。妻の分も合わせると4分です。11月10日(火)が締め切りですので、まずは申し込んで見てください。





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